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09 題目:ジロー風

教養部(六本松)の体育館の横、生協の2階にある「軽食」。
ここが当時のローランギャロの部室のような所だった。
階段を上った正面の少々右、一番窓側のテーブルが我々のシマだった。

昼休みはもちろんのこと、
空いた授業のコマにも、誰かがここにいた。
サークル関係の連絡事項はもちろんだが、
当時の教養課程(1年生+2年生前期)においては、
学部学科に関係なく共通した選択科目の中から単位を取得していく方法が年間を通じて行なわれていたため、
授業についての情報交換の場としても大いに役立っていた。
特に試験前は、
広範囲の学部学科のメンバーで構成されたローランギャロの情報収集力は群を抜いており、
気が付くとローランギャロ以外の人達も何故か輪の中に入っている、
そんな光景を良く目にした。

しかし、このことは後々になって良いことにつながっている。
何故か輪の中にいたメンバー達の中には、いまだに仲の良い者もいるし、
何と言っても様々な学部学科の仲間達とは本学(箱崎)に行ってからも色んな話をした。
お互い自分の所属する学科だけでは聞けないような話も聞けて、
視野は大いに広がったと思う。この視点は社会に出てからも大いに役立つ。

そんな我々が毎日毎日飽きずに食べていたのが、

ジロー風スパゲティー。

焼きタラコと丁度良い半熟玉子が特徴のパスタだったが、
これも作ってくれる調理師の方次第で味の当たり外れがあった。
本当にジローさんが作ってくれた時は大当たり。
なんとも言えない美味さと食感は未だに忘れられない。
べちょべちょ玉子なんて大外れもあった。
でも、それはそれで良かった。

創設当時のローランギャロは、実はジロー風が原動力だったのである。

  by rg20aniv | 2006-10-01 09:00 | ローラン創世記

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